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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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家族

アーティスト:長渕 剛  アルバム:長渕剛 BEST ~風~ [Disc 2] 

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ギラギラと焼けつく コールタールの屋根に むせかえる灼熱のあの夏の放課後 俺たちはたくさんの 自分を閉じ込めて しゃぼん玉を青い空へ飛ばしたよね 七色に輝く俺たちの未来は 「信じる」とか 「信じない」からかけ離れてた 何の疑いもなく陽炎といっしょに 天空へ確かにはじけず昇ったよね あれは遠い、そう夏の日の午後 広い校庭に水をまいた 決まって夕立のあと俺たちは 裸足のまんまで西陽を追いかけた 悲しかったけど…… 泣きたかったけど…… 「家族」という船に乗り 「孤独」という海に出た 「家族」という船が行き過ぎ、今 「孤独」という魚になった そばがらの枕と重たく湿ったふとん 吊した蚊帳をめくると 苦しい夢をみた 天井には姉ちゃんの すすり泣きが響き 俺はじっと明日を垂直に考えてた 終業式の木造の校舎まで 明日はバスに揺られる最後の日だ! 割れた窓ガラスに セロテープを貼ろう そして色あせたランドセルを 川へ捨てよう ひざまでザックリ つかりハヤを追いかけた 気の遠くなるよな 夕暮れまでの瞬間(とき) 母親の夕餉の仕度と立ち昇る煙が たまらなく嫌だったけど 明日が待ちどおしくて つらかったけど……


投稿者: おとん
プチリリ再生回数:686





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