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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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大晦日

アーティスト:神門  アルバム:アルバムⅠ  作詞:神門  作曲:さる吉  発売年:2023  品番:HVRDIGI-029

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「机を片して あと30秒もないで」 ポテチが散乱したテーブルは一年のようで 焦る様子も 備える様子も見せず 缶の中にマイペース にじゃぼじゃぼと水を注ぐ嫁 「何でカウントダウンを大事にせんの?」 「数秒でチャラになると思う その考えが甘いねん」 ゆく年くる年を背景に言い争っていたら いつの間に か西暦をまたいでいた 物書きが幸せになる前に たくさん悔しい思いをする 理由を知ってるか? あれはな 幸せの方が言葉にするのが難しいから 悔し さを使って練習してんねん だから相当悔しい日々が続くってことは いずれ相当 言葉にしにくいどでかい幸せが待ってる証拠やから 今は腐らず 目の前にある悔しさをひたすらに描け 顔を上げれば 夜空からちらほらと雪 来年はどんな一 年になるんやろうか? 窓そうじのモコモコの白い泡は もう少しで何も考 えんでえー数日が訪れるサイン マスクをどのタイミングでずらすか どこに足を運ぶ かもいちいちメッセージになるこの時代 いつかその場所におることに何の意味もない状態で 笑いながら乾杯できたらえーな 偶然は必然 ありきたりな言葉も ありきたりじゃない 偶然を引けた時に光る 俺はきっとカルピスレモンの味がする あの大晦日の ことを忘れないだろう 誰かが不法投棄した挫折が 朝日を浴びて 人の目に触 れてしまう前に ここにそれを呼び起こす 「間に合ってくれ」 ペンを 押し当てる 削る程のイメージで 朝8時にかけた電話の一言目で 「ちょっと酒買ってき ますね」と切り出すと 「了解 じゃあ俺も酒買ってくるわ」と電話を切った 先輩 “準備OK”のメールの写真には ロング缶 その人がいるおかげで 俺は“「この人がおれば」っ ていう人がいる人生”を生きれてる 電話越しに聞いたプルトップがあく音は 胸の中の悩 みが粉砕する音に聞こえた


投稿者: ULTRAVYBE
プチリリ再生回数:3





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