ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > 思ったことを言おうと決めた三日間
思ったことを言おうと決めた三日間

アーティスト:神門  アルバム:アルバムⅠ  作詞:神門  作曲:Koffy  発売年:2023  品番:HVRDIGI-029

  • お気に入り登録




ギリギリ間に合った終電 すぐ隣に座る若者のヘッド フォンからの音漏れがすごく 「まじか よりによって三日間の入口で…」 目を閉じ 一呼吸置いてから 切り出す 「ちょっと音下げてもらっていいですか?」 逆ギレも覚悟していたが その若者は泣きそうな顔で ヘッドフォンをリュックにしまい 電車の中には さっきの音漏れ以上に大きな静寂が ずっと鳴り響いていた タオルで場所取りをしたまま サウナ室を出て行こう としたおっちゃん 「このタオル持って行ってもらっていいですか?」 「ええねん 置いとって」 さすがの“言うdays”でも それ以上 言葉を重ねるこ とはできず ただおっちゃんはなぜかうれしそうな顔をしており 状況は何一つ解決していないが さっきまで 口にせずともみんなから発せられていた 不満の気配が サウナ室の中から うすらいでいた 誰かがガレージんとこで飼ってる亀 その亀をじーっ と見つめているおばあちゃん 俺はここをよー通るから見慣れたもんやけど きっと このおばあちゃんにはもの珍しく映ったのだろう 「めっちゃ亀ですね」 思ったまま口にすると 俺の知らんかった三匹の名前を教えてくれ うち一匹が元気がないと心配していた その時 おばあちゃんがかけている眼鏡のフレームが 赤であることに気付いた チョコを一粒食べては座席で拭く 一粒食べては拭く を延々繰り返してる男の子 こういう時 親と子供 どちらに向かって注意する方が フェアなんやろうか? 子供に伝えるのは意気地がないように思え


投稿者: ULTRAVYBE
プチリリ再生回数:4





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top