ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > 海を漂う
海を漂う

アーティスト:秋羽カロ/結月ゆかり  アルバム:感傷を切り抜く  作詞:秋羽カロ  作曲:秋羽カロ  発売年:2023 

  • お気に入り登録




半覚醒の気だるい目のままで 何も無い海の向こうを眺めていた。 真上の太陽はいつしか傾いて、 夜の帳と共に降りていく。 あれからどれくらいの月日が経ったろう。 勇ましさなど無かった旅立ちから。 綺麗な目で世界を観ていた君が、 なじられ踏みつけられて濁っていった日から。 私達の始まりは、 青い春の苦さばかりが詰まっていて。 でも、描いた地図と共に手放す事は無いと そう思っていたな。 進む中途で船は傷んでいって、 その度に治して立ち直って。 嵐の夜を怯えながら越えた先の、 朝焼けはとても綺麗だったな。 されど海の広さや、 先や隣を行く人達の速さを目にしたら。 竦む足や君の震えている様を、 見過す事は出来なかったよ。 それでも、私達には行きたい場所があった。 そこに至る過程がどんなに無様でも、 朽ちた船の中にいつか出会った人の面影を、 見つけてしまっても。 何があったって、 そのために涙を拭いてこれただろう? なのに、それなのに。 そこが何処か思い出せないんだ。 擦り切れて文字も読めなくなった地図と


投稿者: narasu
プチリリ再生回数:0





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top