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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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回想

アーティスト:Ramhead  アルバム:nowhere  作詞:ヤマザキ  作曲:Ramhead  発売年:2024 

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車の窓から流れる景色を見つめた だんだんビルが減って住宅が減って 送電鉄塔の下には一面の緑 車が夕日を撒き散らして走っていく 小学生の僕には東京が好きな人もいるなんて この景色よりビルの明かりを選ぶ人もいるなんて 考えもつかないことだったんだ だって僕にとってはそれが異世界だったから 友達がいない僕にとって夏休みは惨めなものだった 十歳過ぎて大人びる同級生たちが 夜の理科室に忍び込んだことを自慢げに語っていた 僕にはわからなかった かっこいい服を着ること 先生に従わないこと 汚い言葉を使うこと 女子を馬鹿にすること 群れること 流行りのゲームのこと それから人と上手く話すこと 何もすることがない僕を見かねて 両親は毎年お盆に里帰りをするようになった 夏休み唯一のビッグイベント 孤独な現実を横浜に置いて 北へ北へと逃避旅行 川で遊んで バーベキューして 湖を泳いで 犬と遊んで 虫取りをして 夜になったら親戚の子達と怪談をするんだ 座敷童が出てくるまでさ ある時はひたすら星空を眺めた 街の明かりが掻き消していた光が僕に降り注いだ 僕は色んなことを知った


投稿者: TuneCore Japan
プチリリ再生回数:0





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