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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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ポートレイトの先に
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俺がGOD座にいたころ、 MANKAIカンパニーに 入る前の話……。 思い出すのは、 自分をすり抜けていく視線 板の上で 透明人間になってしまったような、 そんな感覚 憧れていたGOD座の舞台 いつも舞台の端っこに 立ってるだけの毎日だった その日は千秋楽で、 俺は終演後のGOD座の劇場で 片づけを手伝ってた。 まぶたを閉じると浮かぶのは、 満員御礼の客席から 鳴りやまないカーテンコール。 舞台の最前列中央で 何度もお辞儀する トップスターの丞サンの姿は、 全身から自信があふれて 輝いていた。 いつかあんな風に舞台の真ん中で 輝ける日が来るのかな そんな日が来たら、 みんなが拍手を送ってくれるのかな 初恋のあの子も、 見直したってほめてくれるのかな 俺はいつの間にか舞台の真ん中に ……0番に立っていた。 いつか自分もこの場所に立ちたい! そんな思いで 丞サンと同じセリフを口に出した。 でも次の瞬間…… あの人の笑い声が聞こえてきた。 ここまで華がない役者が GOD劇場の0番に立ったのは 史上初かもな。 す、すみません、レニさん! 俺……! お前が0番に


投稿者: Spotify User
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