「エイト島音楽祭」 2013

「エイト島音楽祭」～伝説の幕開けの証人になってください
2013年8月24日～25日、八丈島を舞台に行われた「エイト島音楽祭」は大盛況のうちに無事終了しました。八丈島の民俗芸能とミュージシャン達が大自然の中で「文化を発信」したエイト島音楽祭の体験者にメールインタビューすることができました。まさに「伝説の幕開けの証人に」なった生の声をご覧ください。

■■メールインタビュー

Ｑ：───まず、第一回の「エイト島音楽祭」を体験し、"伝説の幕開けの証人"になったことについて率直な感想をお聞かせください。

A：第一回目ということもあり、皆さん不慣れな中で一生懸命、力を合わせて準備、進行を行っているのが手に取るように伝わってきました。　私は少し写真班のお手伝いをさせていただきましたが、エイト島音楽祭の歴史の一ページ目に若干ながら参加できたことをとても嬉しく思っています。

Ｑ：───八丈島への具体的なアクセスはどのような経路で何時間くらい掛けて渡島したのでしょうか？また、八丈島の様子や秘密のスポットなどありましたら教えてください。

A：羽田から飛行機で1時間弱です。　進行方向向かって右の窓側の座席でしたが、羽田を離陸してから横浜、湘南、遠目には富士山が見え、大島から順に島を右手に見つつ、新島を超えたかなっと思っていたら、あっという間に八丈島に着きました。
八丈島といえば、なんといっても温泉。　無料の温泉設備も点在しています。2日間の滞在で、有料3箇所、無料2箇所の温泉を楽しみました！有料といっても300円～500円。ほとんどの温泉で湯船から海を眺めることができます！
食事は、白身魚を醤油漬けにしたネタと、わさびの代わりにねり辛しを使った「島寿司」、そして、そばに明日葉を練りこんだ「明日葉そば」は、絶品！

Ｑ：───「エイト島音楽祭」についてですが、普段ライブハウスなどでの演奏しているアーティストと自然の中での演奏では、違いを感じましたか？

A：開放感のある会場で、演奏する方も、また聞く方も完全にリラックスして音楽を楽しむということが、如何にすばらしいことなのか、うまく表現はできませんが、ライブハウスでは絶対に体験できない、すばらしい感覚を覚えました。　体を思い思いに揺らしたり、手拍子などもごく自然にでてくる感覚に、なんだか涙が出そうな不思議な感覚を感じました。

Ｑ：───「エイト島音楽祭」で、特に印象に残ったアーティストやシーンはありましたか？

A：あの自然の広い空間で音楽を聴くと、なんだかスーッと歌詞が体に入ってくるような、感覚を覚えました。どのアーティストの曲も甲乙はつけ難いものの、印象的だったのは、代々木原シゲルさんが子供たちと一緒に作った「雷オカンの唄」（島の子供たちもやっぱり今はゲームが大好きながら、あまりゲームをやっているとお母さんが雷のように怒る、という歌詞）と、主催者　倉沢桃子さんの「おいしいおいしいカレーライス」（小さい頃、お父さんに海に連れて行ってもらったときのカレーライスの味が未だに忘れられないという歌。
この曲が歌われる直前までスタッフとして走り回っていた倉沢さんのお父様が、この曲の時には天を見上げ、しっとり聞き入っていた姿がとても印象的でした...) どちらも島のフェスの雰囲気に溶け込んでいました…。

Ｑ：───次回の「エイト島音楽祭」へのご要望や、"次回こそ「エイト島音楽祭」に行くぞ！"と言う方にアドバイスをお願いします。

A：本当に東京から近いところに、素朴な人たちに囲まれた、そして温泉、食事、海の蒼さ、どれをとっても素敵な世界が八丈島にはあります。　次回エイト島音楽祭には、自然の中での音楽とこれらの素敵な世界をさらにゆっくり味わうためにできるだけ余裕のスケジュールを組んでまた参加したいと思っています。　安くておいしいお店やスポットはほぼ把握したので、いつでも私にご相談ください！

Ｑ：───ありがとうござました。「エイト島音楽祭」のプロデューサーである倉沢桃子さんの言葉を胸に刻みつつ、次回の「エイト島音楽祭」を楽しみにしています。

[2013.08.30更新]

■Infomation

＜■エイト島音楽祭って？＞

2013 年夏。羽田空港から約５５分、竹芝から大型客船で約１０時間の東京の離島・八丈島に野外ライヴ<エイト島音楽祭>が誕生します。

島の誇る民俗芸能と東京発のミュージシャン、海と山と太陽との共演。自然とその恵み、島の暮らし。

フェスを発信するのではなく、文化を発信したい──。
島人と来島者とが、ひとつになって創りあげるフェスティバルです。

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