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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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綺麗

アーティスト:山本 正之  アルバム:才能の宝庫  作詞:山本正之  作曲:山本正之  発売年:1990  品番:HBCL7041

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四十数億年前に ふるさとを離れ 銀河系にたどりつき この星をみつけた 青い海と緑の樹々と 茶色い土を 心のまわりに纏わせて 人間になった 四十億年すぎて 種族を増やし 沢山の星をみつけても 何かがみつからない 海を樹々を土を壊して 甘えているのは 記憶に薄れた故郷へと 還るためなのか たとえば自分の肉体の どこかの一部 たとえば膵臓の奥の ランゲルハンス島 インシュリンのカプセルに乗り 旅をして再び 汗や涙に姿を代え また空に舞い上がる 命が生まれて消えるとは そんなものだろう 若いうちに死にゆく人 年よりになる人 大きな河に流されては 石や砂になり 月日に微粒子と交わり また誰かの骨になる 綺麗 綺麗 メニハミエナイ 顔中にやけどを負った 女優のキャサリンは 昔のままのソプラノで 歌いつづける 産まれつき盲目だった 楽士の青年が コントラバスを奏でたら 繋がるハーモニー 身につける衣服を一枚 増やしてゆくたびに 子供が見ている壁の絵と 遠去かってゆく 最後に残る皮を一枚 剥がせばその下は 白も黒も誰もが同じ 血と肉と心 なぜだろう悪魔の口は 耳まで裂けていて それは私たちのはじめの


投稿者: machine
プチリリ再生回数:99





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