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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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友情のハムライス

アーティスト:山本 正之  アルバム:あああ がらがら どんどんどん  作詞:山本正之  作曲:山本正之  発売年:1992  品番:HBCL8801

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カレーライスがこの世にある限り ハヤシライスは 裏街道を歩き続けるだろう そんな唄を唄って喜んでいたら ある日ハヤシライスがやって来て クレームをつけたので 悪いと思って ハヤシライスの唄を作ったら 今度はオムライスが訪ねて来て 自分も仲間に入れてほしい というので オムライスの唄を唄っていたら ついに、知名度のないマイナーな ハムライスが訪ねて来た コンコン、コンコン、 ねえ山本さん、山本さん、 「え、だれ? こんな夜更けに」 おひさしぶりですハムライスです 「あー、なんだハムライスくんか、 なつかしいねー、あがりたまえ」 はい、じゃ、ちょっとだけ おじゃまします ハムライスは 私の仕事場に入ってきて えんりょがちに ちょこんとすわり ひととおり部屋を見渡してから ポツリポツリと話しはじめた 山本さん立派になりましたねえ いろいろたくさん機械もふえて ギターもアメリカ製が いっぱいあるし シンセサイザーもたくさんあるし あー、これは、今はやりの サンプリングマシンですね うん、あれから アニメの仕事をしてね みんなのうたなんかも 書いちゃったりなんか しちゃったりしてね そうそう、その前に コミックソングや野球の応援歌が ヒットしたりしてね 今はいちおー印税で生活しているよ ねえ山本さん、聞いて下さい カレーライスやハヤシライスや オムライスは 私にくらべたらそりゃー 芸能人みたいに勇名だけど 時々は、このハムライスを 想い出してください 舞台は変わって十八年前の池袋 雨降りの肌寒い夜だった ポケットに百円玉一枚しかない私は 西口公園の先の友達のアパートを 訪ねていた その頃の私は とこしえのビンボー パンの耳ひとふくろ十円の毎日 ビタミンCは先輩が残した ミカンの皮でおぎなって 月に一度のみそにこみうどんは 大ごちそう コンコン、コンコン、石原、石原、 「誰だい? こんな夜更けに」 オレだよオレ、山本、 「あー。マーくんか、入れよ、 ボクも今帰って来たところなんだ」 あーたすかった、 いてくれてよかったよ、 「どーしたんだい?」 いやあ、ほら、 ハラがへっちゃって… 「あ、そうか、待ってろ、 今すぐつくるから」 ともだちの石原君は ふるさとの同級生 早稲田大学で文学を勉強している あごじゅうヒゲだらけの彼が今 フライパンでハムをいためはじめた ジュージュー、シャカシャカ 菜の花畑のような匂い そしてハムライスができあがり 玄米茶といっしょに食卓におかれる それから私と友だちは ハムライスをほゝばりながら 小さな声で唄を唄ったり 詩を作ったり ウソクイズを出しあったり 問題1 A君は、自分の家の前で 稲光を見てから2秒後に 雷の音を聞きました 音が空気中を伝わる速さは、 せっ氏零度で毎秒331メートル A君の家と落雷地点との距離は 約700メートル、 この日の気温は25度でした、 さて、A君が この2秒間を計った時計は、 いくらだったでしょう そのうち夜明けがやってきて 二人は眠りに入り やがて目がさめた時はもう夕方 テレビでは銀座NOWが始まっている 「オレ…なんか、 またハラへってきちゃったなあ…」 「うん、でも、 もう家にハムないし…


投稿者: machine
プチリリ再生回数:37





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