ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > かんおけ
かんおけ

アーティスト:ZORN  アルバム:柴又日記 

  • お気に入り登録




子供の頃見たもの が心の底今も残る ばあちゃんが俺の手を引いてる 古びたメモリーレーン 誰の人生も着火済みのロウソク 過去は霞み遠退く ぼんやりとその記憶 思い出し向かう老人ホーム ロビー奥 認知症のばあちゃん 孫の顔も蜃気楼の中 なにももう 覚えてない末期症状 おまけにパーキンソン病で 足と両手が震え続け 封じようがない 不治の病 橋が崩れてく後ろから 雄基と名前を言っても 忘却の彼方にある焼却炉の中 弱るその体 小さく感じた姿に胸が痛くなる 暗い一室 孤独を窺い知る 侘しい82才の手に重なる 9才と7才の手 その光景もいつかはメモリーレーン 歩こうって言って 今度は俺が手を引いてく 生まれた時がスタートで 死ぬまで落ちる砂時計 だけどガラスは曇っていて 残りの砂は見えない 喪服を着てお通夜に 死者に弔い 生者にお悔やみ 親戚の伯母さんは余命宣告され 去年天国 後世へと路線変更 御霊前と線香 手向けの花 遺影はかつてのまま 生きてるような死に化粧 まるでイミテーション 見ただけなのに氷に手を触れた みたい お経と木魚


投稿者: 疫病神
プチリリ再生回数:1139





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top