ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > まだあの月と溺れていたい
まだあの月と溺れていたい

アーティスト:天月-あまつき-  アルバム:天月が歌ってみた Vol. 1  発売年:2022 

  • お気に入り登録




「この歌がさ、 君に届きませんように。」 そんな口振りで表情を隠しながら 「幸福を願っています」と 善良な思想掲げて歌った 本当は愛に飢えているくせに この街をいつから嫌いになった? 雲の切れ間 太陽が笑っていた 吸い込まれるような日々は あの水溜りと共に消えてった 頬を伝うのは夢の跡 数秒間息を止めれば すっと 環境音さえもあやふやになって 夕方五時に音が止まった 静寂の中で歌っていた もうこれ以上は必要無いよ 朝が来るまでおやすみ こんな小さな世界 興味は無いだろう 君の体温に包まれていたいから 次の頁めくるの待っていてね もうちょっと 転がっていくスピードを 落とすので精一杯だった 緩やかに落ちていくのも 悪くない、とか 「幸福の形は人それぞれ」 なんてさ もういいや 夜は訪れた それだけの事だろう 「そのままでいいの」 なんて言葉でさ 柄にも無く「天使のようだ」 と笑った 傷跡にもならない日々を 奇跡のように殺してくれたのは どうしようもなく美しい涙 数秒間足らず駆け抜けてった 雨の海に二人潜って 深夜零時に時が止まった 水没感の果てに立っていた もう二度と無いような景色だった 夢でさえも描けない それが僕の世界の全てだったなあ


投稿者: ななな
プチリリ再生回数:47





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top