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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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K

アーティスト:BUMP OF CHICKEN 

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週末の大通りを 黒猫が歩く 御自慢の 鍵尻尾(カギシッポ)を 水平に 威風堂々と その姿から 猫は 忌(イ)み 嫌われていた 闇に溶ける その体 目掛(ガ)けて 石を 投げられた 孤独には 慣れていた 寧ろ(ムシロ) 望んでいた 誰かを 思いやる事なんて 煩(ワズラ)わしくて そんな猫を 抱き上げる 若い 絵描きの腕 「今晩は 素敵なおチビさん」 「僕ら よく似てる」 腕の中 もがいて 必死で引っ掻いて 孤独という 名の逃げ道を 走った 走った 生まれて初めての 優しさが 温もりが まだ 信じられなくて どれだけ 逃げたって 変わり者は 付いて来た それから猫は 絵描きと 2度目の 冬を過ごす 絵描きは 友達に名前をやった 「黒き幸(サチ) "ホーリーナイト"」 彼のスケッチブックは ほとんど 黒尽くめ 黒猫も 初めての友達に くっついて甘えたが ある日 貧しい生活に 倒れる名付け親 最後の 手紙を書くと 彼は こう言った 「走って 走って」 「コイツを 届けてくれ」 「夢を見て 飛び出した」 「僕の 帰りを待つ恋人へ」


投稿者: いしまる
プチリリ再生回数:612





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