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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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Scene 3

アーティスト:クラムボン  アルバム:triology  作詞:mito  作曲:mito 

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電源つけると夏の高校野球 この部屋とあの場所の温度差を 想像する 開けた発泡酒の缶は転がり エアコンの室外機と共に アルコールが回る 五本目のプシュを迎えたあたりで 試合終了 膝から崩れ落ちるラストバッター グランドに落ちていく一筋の涙 そしてそれを見て流れた俺の 一筋の涙 「おい、あの涙とその涙、 一緒にすんなよ」 誰かの声が聞こえた 確かに 薄気味悪くなって消したテレビ そしたら真っ暗になった 画面の中に よく知る男の顔が映った すぐに声の主はこいつだって わかった 画面越しのそいつは 怒ってるような嗤ってるような 哀れんでるような顔してた なんだか無性に胸が騒いで お前に何がわかるんだって 怒鳴った 「俺には全部わかるよ」 ってそいつは応えた 「じゃあ何でこうなった?」 「どこで間違った?」 何度も何度も問いかけた 何度も何度も爪を突き立てた 朝日が登る頃に質問は尽きて なおも睨み付ける俺をみて そいつは言ったんだ 「俺だけはお前を見放したり しないよ だから…」 そう言い放った瞬間に そいつは泣き崩れた 子供みたいに無様に 情けなくも目も当てられない程に


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:217





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