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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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瞬間

アーティスト:UA  アルバム:空の小  作詞:UA  作曲:エミエレオノーラ  発売年:2003  品番:VICL-61113

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その葉っぱは恋をした 水面に現れては消える 1個の泡に きらきら光ってただ消える 葉っぱが 気がつくともう消えているあの娘 あの娘の頬にキスをしたいよ 11月のある朝 葉っぱの体がみるみる赤くなった 北風がピューンと口笛を吹いたとき 葉っぱはー陣の竜巻になって クルクルと水面に落ちた 全身を震わせ 冷たい冬の水を あっためるほどに赤い彼 陽がすっかり傾いて 彼に負けないくらい 空が赤くなりだしたとき 彼は想った ああ僕は今まで こんなに奇麗な空を 見たことがあっただろうか 毎日毎日池ばかり見て この広い世界をみること すっかり忘れていただなんて そんなおもいに浮かんでいた そのとき 葉っぱの背中に1個の想い それは彼をゆっくりと 深く浅くゆっくりとなぞっていく 真っ赤な世界に溺れるように 彼は目を閉じた 右の耳に不思議な 優しい音が近づいたとき 彼は気がついた あの娘だ とうとう訪れた 彼のたった1つの願いが叶うとき 大きな世界に包まれながら 小さなあの娘に触れるとき 彼がやっとできたことといえば もう行ってしまうあの娘のために 少しばかり 体を沈めてあげることだけ あの娘は右の耳元から ころりとこちらに転がって 2人はそっと口づけをした そうしてあの娘は プツンと居なくなった


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:20





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