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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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四季折の羽

アーティスト:ひとしずくP×やま△ 

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舞い落ちる粉雪が 山の背を白く染める 寂れた村の あばら家で 二人、身を寄せ合う 冬の夜 「出会った日も、雪だった」 あなたが 微笑みつぶやく 囲炉裏火(いろりび)に 火照(ほて)った顔を 大きな袖の影に隠した 春の訪れを 息吹の歓び さえずる鳥達と 歌う 「綺麗な声だね」とあなたが言った ただそれが、その言葉が、嬉しくて 「いつか、綺麗な声が 出なくなっても、それでも、 私を愛してくれますか?」 「当たり前だよ」って 優しく笑い そっと 大きな手が頬を撫でた 青葉照る 夏の午後 あなたが病に倒れた 貧しい夫婦(めおと)暮らしでは あなたを治す薬は 買えない 明くる日も 明くる日も ただ、ひたすらに機(はた)を織る 儚き紅葉の葉のように あなたの命を、散らせはしない 季節は流れて 夏の終わりを告げる鈴虫が


投稿者: Alica.
プチリリ再生回数:605





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