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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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むらをすくったかえる

アーティスト:サトシン  アルバム:ソング絵本大全集  作詞:サトシン/前田たかひろ  作曲:前田たかひろ  発売年:2013  品番:KICG-363

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そのかえるは長い旅の果てに 1年前この村にたどりつき 旅の疲れいやすためちょっと とどまろうとしてたんだ かえるはカラダを休めながら見た 働き者の村人たちを かえるは彼らを見るのが 好きだった そして何日かして村はずれの 沼地の静けさが好きになり ほとりの木陰に小屋を造り そこで暮らし始めたんだ しかし村人から嫌われて 「まだいるぞ あのよそものがえる ヌルヌルして気持ち悪い」と イヤがられた 夜になるとたまにゲコゲコゲコゲコ あの声は耳障りだ さっさとどっか行ってくれないかな 村人たちはかえるに冷たい態度で 近寄ろうとはしなかった ある日かえるが釣りから帰ったら ふるさとの親父どのからの手紙 「せがれよ、がんばっているのか? 村人と仲良くなったか? 隣の国であった大干ばつ かえるの勘で お前も気づいたろう? 村人を助けたいと思ってるだろう でもそれは無理な話なんだ お前ひとりの力じゃ無理なのだ 日照りが来る前にその村を ひとり立ち去る方がいい」 かえるは手紙読み終え落ち込んだ 親父どのにウソついてたから 村人は自分を嫌って仲良くない 今回の日照りはカラカラカラカラ 田畑は乾き 井戸は枯れ みんな死に絶えるだろう ざまあみろだ だけどもしもオレの雨乞いの唄で 日照りを救えたら みんな認めてくれるかな ゲコゲコゲコゲコ ゲコけっこー 嫌われてるか まぁそりゃケッコー ナンでなのかわからないけど 心に決めて鳴き続ける ゲコゲコゲコゲコ ゲコけっこー むくわれなくたって そりゃケッコー いつかはわかる日が来るかも だけどいつかわかり合えるかも <♪> いつものようにひとりで食事して いつものようにひとりで本を読み いつものように布団に入り いつものように灯消して寝た 次の日 村の真ん中ある広場 かえるは空見上げて鳴いた ゲコっと鳴いたけど 空は変わらない かえるはひとりうなずくと続けて ゲコゲコとひとり鳴き始めてみた


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:16





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