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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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十字架とコイン

アーティスト:橘 いずみ  アルバム:十字架とコイン  作詞:橘 いずみ  作曲:橘 いずみ  発売年:1995  品番:SRCL-3133

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向こう岸も見えぬ大きな河のそば ユキは生まれた貧しさの中 弟おんぶして子守歌歌った 母によく似た元気な声 五歳の誕生日 熱湯足にかぶり ひどい火傷が心をふさぎ 笑うことを忘れ祈ることに疲れ 星を数えて ひとりぼっち いびつで歪んだまあるい月 満ちたり欠けたり人を惑わせ どっしり重たい荷物を持たされ 坂道のぼっていくのはたくさん Woh 神を憎んで泣いて暮して ミルクの空き瓶にいつも花を活けて ユキは見上げる大きな空 <♪> 朝焼けがきらめく五月の夜明け前 カズは生まれた天使のように 緑の風を受け 紙のこいのぼりが 狭いベランダ泳いでいた ポンコツの車で街を変わるたびに 友をなくして父を恨んだ 十五で家を捨て鞄ひとつ抱いて 夜汽車に揺られひとりぼっち アヒルの水かきみたいな腕 すすけた顔とボロボロのジャンパー ありふれた道を行ったり来たりで 乾いた時代の砂利にはならない Woh 固いパンくず噛って吠えた ポケットいっぱいに 小銭を鳴らしては カズは見上げる大きな空 「いつかは海を 越えて遠くへ行きたいな もっともっと遠くへ行きたいな 憧れをなくしちゃいけないから ずっと憧れを持ち続けるんだ 憧れることをやめたら おしまいだから


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:160





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