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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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永遠の夏休み

アーティスト:My Hair is Bad  アルバム:mothers  作詞:椎木知仁  作曲:椎木知仁  発売年:2017-11-22  品番:UPCH-20464

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朝顔が咲いていた。横に空の如雨露が転がっていて、 いつか夏休みが終わってしまうことを みんなが知っていた。 ラジオ体操の判子が疎らだからって 怒られるわけじゃないし、 まだ宿題はほとんど残っているけれど、 大丈夫、きっとまだ大丈夫。 気が付くと僕は鼻血を出して、 ネット横、木の下で横になっていた。 鼻に詰めたティッシュに汗と血が滲んでいた、 凍ったアクエリアスが 全身に染みていくのがわかった。 金属バットにボールが当たる、 上がる砂埃が目に染みる、 蝉にも負けずに叫び続けた 「ばっちこい、ばっちこい」 何を待ってる?本当は何を待っている? 練習を終えると僕は歩いて帰った。 道路沿い、六階、親が置いて行った飯代。 銀色の鉄柱。二階の学習塾。 キラやレアを待つ、商店街のカードダス。 静かに霊柩車が横切る度に、 山内が言っていたあの話を思い出した。 「お母さんやお父さんを 連れて行かれないように こうやって親指を隠すんだよ。」って。 日が暮れて鐘が鳴る ただそれの繰り返しを 冷房の効いた部屋でゲームをしている。 氷の溶けたグラスに水滴が付いている。 画面の中の主人公が隠れて敵が来るのを待っている。 ポテトチップスを摘んだ手で触ったコントローラを 濡れたティッシュで拭き取って、セーブして、 ぬるい麦茶を一気に流し込んで喉を潤した。 新井とは一度喧嘩したけどいつのまにか仲直りした。 栗原がピッチャーで優太郎がキャッチャー。 寺倉はサイドスロー、健太は肩が良かった。 田口は背が高くて、菊は足が速かった。 石井が菌と呼ばれていると、 みんなでそれに乗っかった。


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:161





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