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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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エンドロールは僕と猫

アーティスト:yukkedoluce  アルバム:月兎と懐中銀河  発売年:2017 

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生憎夜は雨です 最終列車に飛び乗り 怪訝な目で見られながら 息を整えて座ります 待ってる人もいないから 急ぐ意味は特にありません 強いて言うなら愛猫が お腹を空かせて僕を待っているかも 明日は早いので眠ります くたびれた布にくるまり 薄情者の先客と 寝床を奪い合い必死です 出迎えのない玄関と カーテンのない狭い窓 押し寄せる重い冷気が 僕の居場所はどこにもないと言う このまま閉じた瞼が 朝日も通さなければ どんなに幸せか なんて妄想をしながらも 温かいこの毛玉を抱いて寝ました 誰だっていいんです 僕のエンドロールに名前を刻んで 一瞬だって 脇役だって 通りすがりだっていい 上映待たず没個性烙印を 押されてしまったストーリーの 短いエンドロールには僕だけだ 生憎今朝も雨です 満員列車に飛び乗り 細めた目で睨まれながら 視線を逸らして揺られます 遅刻してはいけないから 朝食べる時間もありません あるとするなら愛猫の 餌遣りとトイレ掃除くらいです このまま誰も僕を 知らない所まで行けたなら


投稿者: former member
プチリリ再生回数:1





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