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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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始発とカフカ

アーティスト:n-buna  アルバム:花と水飴、最終電車  発売年:2015 

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伝えたい事しかないのに 何も声が出なくてごめんね 僕は毒虫になった そんなに興味もないと思うけどさ 時間が惜しいので今度は 手紙をしたためるとしようか 不甲斐ない一日を 今日も始発の便に乗って 見返すには歩くしかないのに 上手く足が出なくてごめんね アベリアが咲いている 眼下の街を眺めている 窓の桟の酷く小さな 羽虫を掬って押し潰した 初夏の風に靡いた、 白花が今日も綺麗だった 教科書にさえ載っていない心情は 今日が愛おしいようで 誰かがつまづいたって死んだふり 僕らは はらはら はらはら 心を知って征く 今更 ただ、ただ ただただ花を摘まんでいる あなたは カラカラ カラカラ 遠くを歩いて征く 震えた言葉で書くまま 紙が終わっていく ある朝目覚めるとどうして 無駄に多い足が目を引いた 毒虫になっていた そんなに興味もないと思えていた 怯える家族もいないので 一人凪の街を見下ろした 初夏の風に、 靡いた貴方の髪が思い浮かんだ きっと近い将来、 貴方は人を嫌いになって 僕は人を失っていく そうなら僕も笑って会えたのに いつかは カタカタ カタカタ


投稿者: former member
プチリリ再生回数:4





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