ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > memoirs
memoirs

アーティスト:HIGH BONE MUSCLE  アルバム:アリカ  作詞:鈴木啓  作曲:鈴木啓  発売年:2019-09-01 

  • お気に入り登録




病的な白い明かりだけが煌々と部屋を照らす 堆く積もる灰とジュースの缶 埋もれる部屋と心 僕は一人でここにいて これを書いている 伝えたいわけじゃない ただ辛いから 最初の話をしよう あれはそう 萌えた芽が花開き 鶯が鳴き始める頃だった 僕らはまだ幼くて 歩き始めたばかりの道に見ていたのは 希望という美しくて今思えば残酷な光だけだった 出会った僕らはこれでもかってくらい 夢について話して 恰もそれがもう定められた運命かのように 至極当然に 叶うはずの願いとその形を見せびらかし合ったね それを笑う人なんてどこにもいなかった 話し疲れて お酒も元気も空っぽで だけどそれでもこの上ないくらい満たされていたのは 一人じゃないって そう思えたからなのかな 3時間も眠ればゼンマイは全開で 擦り切れるまで忙しなく どこまでも行けたんだ そうやって作り上げた景色に目一杯感動したりして 間違ってなかったってファインダーにピースしたよね そりゃ失敗することもあったから嬉しかったわけで 有り余る床に泣きながら伏せたこともあったわけで そういうもう数え切れなくなった思い出たちを僕らは いつの間にか随分積み上げてきたんだなぁと 星が降りそうな夜に煙と息を混ぜながら笑ったんだ それから駅までの少し長い坂道を ゆっくりと歩く僕にきみは 負けんなよって小さな声で呟いた 負けんなよって少し寂しそうな顔で


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:1





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top