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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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酒よ…我が人生

アーティスト:吉幾三  アルバム:酒よ…我が人生 [Disc 2]  作詞:吉 幾三  作曲:吉 幾三  発売年:2002  品番:TKCA-73191

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ふるさとは津軽にて 十五才(じゅうご)まで居た 兄弟は九人で末っ子で 雪深い平野には 春だけ待ちどおしい 都会(まち)へ出た兄(あん)ちゃんが 帰って来るからネ 姉の背におんぶされ 学校へ行き 泣きべそで困ったと 聞かされた またひとりまたひとり 都会へ出て行った その度に父親は 酒飲み暴れてた おふくろは泣きながら 長い夜越す 今頃はどこだろう 着いたろか 年を越すその度に 誰かが出て行った その度に泣いていた 外出て泣いていた 唄うたい三味線(しゃみ)を弾く 酒飲む親父 おふくろに手を上げる 父も居た 姉からの便りには 泣いてた父も居た 読む母と聞く父と 泣いてた二人居た 桜見りゃ思い出す おふくろの背中(せな) リヤカーに乗っている 俺が居た 祭りには行けないと 知ってる俺が居た 春の風淋しげな 親子が歩いてた 夕暮れに帰らない おふくろが居た 畑まで駆け出した 俺が居た 目が見えず泣いていた 暗闇母が居た リヤカーを村ン中 引いてた俺も居た <間奏 約13秒> いつからか親父から 聞いてた民謡(うた)を 何気なく唄ってた 俺が居た 三人で旅をした 楽しい何年か 掛け合いで父と俺 踊った母が居た 春先の田んぼにて 中学の頃 俺も行く都会(まち)へ行く 言った時 お岩木山(おいわき)をじっと見て 「そうか」と言った父 その夜は遅くまで 帰らぬ父だった 雪の降る遅い春 出発(たびだ)つ朝に ひとりして泣いていた 父が居た 居たいけど居られない 未来と夢あった いつの日かまた一緒 暮らせる夢あった ふるさとの駅からは 恩師と友が 青森の駅からは 母ひとり 泣きながら追いかける 着物の母が居た いつの日かまた一緒 暮らせる夢乗った <間奏 約12秒> 夜汽車では出稼ぎで 都会(まち)行く人が 賑やかな酒の席 俺が居た 今は亡きばあちゃんに 貰った三万円 おふくろが離すなと 言ってたこのギター 見る物も 聞くものも 初めての都会(まち) 下町のアパートに 姉と居た 星空に涙して しばらく涙して 両親とふるさとが 恋しく涙して ギター弾き唄うたい 夢求め酒 ひとり寝に惨めさと 明日と夢 便り書き破り捨て この歯をくいしばり ふるさとに夢の中 サヨナラ言っていた 恋もしたケンカした 挫折もした いい友といい人に 支えられ 旅をして詩(うた)を書き 旅して人を知り それぞれの夢を知り ギターをまた弾いた <間奏 約11秒> 酒と友 歌と友 アパート一間 思い出よ あの顔よ あの時代(とき)よ なぁ昔 なぁ酒よ あの頃戻らぬか がむしゃらに走ってた
 投稿者のコメント
初作品は約26分もの長尺演歌です。 お気に召すかわかりませんが、気に入っていただければ幸いです。


投稿者: masakichanf0270
プチリリ再生回数:443





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