ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > 悪鬼と砂糖
悪鬼と砂糖

アーティスト:IDONO KAWAZU  アルバム:蛙の子は蛙 

  • お気に入り登録




大通りから逃避ついで 鵙(もず)への小さな土産ついで べたつく大気に紛らわせ 派手に担がれしまった宵の果て 少し屈んで潜る裏道 隙間から頭を打った滴り 小耳に入った「止まないね」 たぶん、僕がいるせいなんだろうね 右から左の選別待ち ずっと呼ばれない僕の名前に 意味などないから火をつけた 大したことない命だった 空瓶の山に躓く体(てい) 倒れ込んだ油の滲みた壁(へき)に 劈(つんざ)く響く確かに意識 重たい身体を運ばせる そこに応えなどない 堕ちる先すらないまま 憶えなどない 念いに何故か焦る 唐紅映す眼すらないなら どうにもこうにも 浮かぶ術もないまま あんなに待ってやったんだ 鬼さんそっちはどうだい 「報われない」が人生だなんて 感情的だね ただ愛想なんかつかれぬ程に 薄情なしの錆びれた僕だ 渇ききる前に濡らしたい だから さっさとお菓子を頂戴な 僕の恥も巫山戯(ふざけ)も喰い尽 してやる 甘えも虫歯もどうだっていいさ 「同じ穴の狢(むじな)さ」 そして 行きたい処があったのに 目移る景色に迷い込んだ 醜悪奸邪(しゅうあくかんじゃ)に 浸り過ぎて 疲労が意欲に勝っていた 夢を売っていた彼奴が


投稿者: Spotify User
プチリリ再生回数:1





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top