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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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朔宵-再録-

アーティスト:己龍  アルバム:無垢 - Single  作曲:九条武政 

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かァごめ かァごのなか 誰そ彼の朱に落つ 踊る祭り囃子 噎(む)せ返る人垣 連ぬる提灯の狭間に ゆらぁり影 孤面「おいでや おいで」 丹(に)と笑み 手招き …嗚呼…ぁ…あぁぁ 右手二朱ク滴ル甘ィ林檎飴 左ノ手ヲ引ク少女繋グモ見ズ知ラズ 虚ろ目 鬼火 蒼黒く揺らめき 祭り囃子背向けし 空蝉ノ森二 蝉時雨と共に憂いに戯らば 十を数ヱ振り返り 縷々(るる)と口遊(くちずさ)み 「ねんねおころりよ」 揺蕩(たゆた)ふ子守唄 骨身深く染入りて 四方(よも)は丑刻 朔の夜 這い出ずる 怨み 辛み 妬み 悔闇(くやみ) 憎染(にくし)み 夥しき腕 彼方(あちら) 此方(こちら) 其方(そちら) 何方(どちら) 伸び出でる 孤面囁ク 「ほぉら 逃げしゃんせ」 踏み染む跫(あしおと)は ゆらァり どろォり べちャり じろり ぐるゥりと 孤面は指差すも 彼方(あちら) 此方(こちら) 其方(そちら) 何方(どちら) せせらセラ嗤ゥ 佇む【其の子】手引き参道駆けれと 九十九折(つづらおり)の鳥居 歪む石畳路 谺 せし-か-ら-こ-ろ-か-ら-ん- 鼻緒ぷつりと


投稿者: 優奈
プチリリ再生回数:177





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