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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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驟雨は囃子

アーティスト:IDONO KAWAZU  アルバム:蛙の面に水  作詞:IDONO KAWAZU  作曲:IDONO KAWAZU  発売年:2021 

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雨は真夜中に傷つきながらも往くの 貴方の名前を噛み殺しながら往くの 何時までも 深い陋巷、煙る朦朧、屍を貪る溝鼠 腥い様相に、漏れる雨音、蛇腹の跡 排水垂れる娑婆色液、紊乱の臭いさ あの時、押された烙印を 掻いても 掻いても、消えやしないな 積もり 積もった創傷は正しい感度鈍らせる 「彼奴の所為だ」と喚きたい 「濁世の所為だ」と嘆きたい 幽暗めいた宵の淵独り腰掛夜に耽り 浮世は常々、祭の幕開け 雨は真夜中に傷つきながらも往くの 貴方の名前を噛み殺しながら往くの それでも 降って湧いて餌食は舞踊る 切って縫って感情めったら 喰って呑んでまだ猶足らぬ 奇衒って傾いて盲目状態だ 沛雨は段々強くなり 道行く人々消え去った 帰る処も傘もなく 成す術もなく降り濡つ


投稿者: TuneCore Japan
プチリリ再生回数:0





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