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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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Works(feat.アフロ)

アーティスト:Jag  アルバム:Works(feat.アフロ)  作詞:アフロ  作曲:Jag  発売年:2021-04-21 

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夜の闇の中 空に向かい真っ直ぐに梯子を伸ばす 一段一段 慎重かつスピーディに登っていく足元に迷 いはなく あっという間に辿り着く満月 月を磨く という職に就いてからどれくらいの年月が 経っただろう 目が眩むような眩しさにも もう動じない 隅々まで行き渡らせるワックス 凸凹に沿って丁寧に拭き上げる 時にはウェディングベールみたく 薄い雲を覆い被せ はにかむ花嫁のように 時には銅を吹き付けて赤く染め 妖艶な姿に 僕の仕事ぶりは日本全土に知れ渡り 毎年 十五夜を任せられてる この国のロマンチックは僕が作った なんて言ったら言い過ぎだけど I love youの日本語訳を漱石がさも得意気にやれたの は 僕の仕事があってこそだって 密かに思ってる 拝啓 地上にいる皆さん 今夜の月はどうだい? 今夜も僕は梯子を登る 三日月の夜は早上がり 一瞬で仕事が終わってしまう そんな時は腰に下げた水筒からコーヒーを注ぎ一息 この場所じゃ自分の呼吸以外は完全なる無音 それに包まれるとつい人生なんてものを考えこんでし まう もしかしたら違う選択もあったんじゃないか なんて か細い梯子は一人しか登れず 常に隣にある孤独 気を抜くと宇宙に吸い込まれそうになる そうやって星になっちまった同業者を沢山知ってる 彼らは今も愛憎が混じった眼差しで この月を見つめてる


投稿者: PetitLyrics
プチリリ再生回数:1





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