ログイン  | 新規登録
歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

TOP > 歌詞 > 袋小路のどぶねずみ
袋小路のどぶねずみ

アーティスト:森重 樹一  アルバム:BUTTERFLY  作詞:森重樹一  作曲:森重樹一  発売年:1999  品番:COCP-50030

  • お気に入り登録




かつて俺ははたから見れば まるでさえないガキだった 誰よりも長い髪と 勝手な妄想だけを信じてた 利口ぶった大人達は お決まり通り俺に忠告した 「時が来ればやがて君にも 理解できるようになります」 若さと自己満足だけで 流行んないバンドを組んだ 俺達以外誰も いかしてるなんて思えない 客の数なんて関係ないと 虚しい夜をいくつか燃やしたさ 頭からビールをかぶって 俺は王様気取りだった その頃の俺達の部屋は ひっくりかえったゴミ箱だった 壁に貼ったあいつみたいに いつかはなれるって思ってた 一晩中語った夢は 朝にはもうただのガラクタさ だけど強がることしか あの日の俺にはできなかった ある日どっかの有線で 俺達の歌が流れていた 俺は頬をつねって 悪くない風に身を任せた 俺達の歌はやがて たった一人で歩いていった 手のひらを返した奴等が言った 「あんたには見込みが あるって思ってた」 そして俺は調子に乗った あの小高い丘の住人になった 持て余す程の時間の中で 自由気ままに泳いでた あの小高い丘の春は 愛と音楽に溢れてた 心と身体と歌を 俺は酒で飲み干した 空になったボトルの山を 俺達は競い合ってた 無意味な宴の数を 俺達はただ重ねてた


投稿者: アスカ
プチリリ再生回数:9





日本語English

利用規約プライバシーポリシー許諾情報運営会社お問い合わせヘルプ
© 2024 SyncPower Corporation


Page
Top