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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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ソナチネ

アーティスト:かいゑ  アルバム:ソナチネ  作詞:かいゑ  作曲:かいゑ  発売年:2022-04-09 

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読む人のない手紙のように 驟雨のあとで水に映る空 届かない 君が名付けた壁の罅 首環の糸を切って散りばめたビーズの中で なぜ一つだけが答えない 聞けない 雲ひとつない空 凪ぐ風 朱ひとつ映える様 終えるよう 雲ひとつない空 君の手 ふと思い出した 星が出た 君に借りた本を、借りて読まずにいたカフカを開くと 懐かしい匂いがした。君の部屋の匂いだ。字が滲んだ ハッピーエンドの映画。抱えきれないほどの夕焼け空 決して冷めないという魔法瓶。ふたを開けてみたら冷 たいよ。 眠らずにいた朝の窓を溢れ出す 星のイルミネー ションみたいな光の海 潮風に流される雲の中のひとつ。君がなぜそれを選ん だのかはもう聞けない。 時間がなくて乗れなかった観覧車のチケットも また何度も来ようねって言って買った水族館の年パス も いらないよ。虚しいよ。意味ないよ。君と一緒じゃな いとこんなもの 財布に入ってるだけで重たくて見つけるたびに破り捨 てようと思うのに


投稿者: BIG UP!Official
プチリリ再生回数:0





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