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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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私小説

アーティスト:Tele  アルバム:NEW BORN GHOST 

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君の悲しみを知らない、 それすら喜びの朝も知らない。 風が吹き、君は発つ、 退屈な日々の折へと。 誰かが君のこと憎む朝、 残念ながら君はよく目覚め。 歳を経て女優へ化けていく友を 思い出して泣いている。 湯気が上ってく七時過ぎ、 暗転する視界にもう慣れて。 星を見上げてるニシンのよう、 君は今日に生きてる。 小っ恥ずかしくて言えない程、 夢の中で笑っていた。 海抜の低いこの町で君は海を 許せない。 珊瑚礁にばっかり愛注ぐ。 端的に言えば馬鹿げてる。 窓に線を引く東京タワーは恋を 知らぬまま。 誰かの視線が気になって、 ボタンの一番上閉める。 爪先を踏んだアイツの着ている スーツを忘れるな。 「あなたによく似た人を私、 この町で今も探してるの。」 陳腐なセリフが吐けたもんだ。 ほら、緞帳が上がるよ。 君の悲しみを知らない。


投稿者: Spotify User
プチリリ再生回数:103





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