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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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一万年の旅路

アーティスト:Sada, Masashi さだまさし  アルバム:もう来る頃…  作曲:Masashi Sada 

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何故私の顔に深い皺が刻まれたのか 教えようと老人は静かに言った 彼の前に腰掛けた時 暖炉の明かりがパチパチ音を立てた 迷った道の数の分と 傷つけた心の数を 忘れないよう顔に刻んできた 驚くことはない 生きてゆくことは 大概そういうことなのさ 若いという美しさは 身体の外にあるから いっときは目が眩むけれど 年老いての美しさは 心の中にあるから 気付いたものだけが美しい そんなことを 理解するために 人は生きているのかも知れない 誰もが老人になれるとは 限らないじゃないかと 彼は少し笑って静かに言った 生きた証の皺を恥ずかしいと 思う方がおかしいだろう 君もいつか気付くだろう 悲しみの皺だけじゃない 嬉し涙の流れを刻み 喜びの笑顔さえもまた 自分の顔に刻んできたのだろう 自分の顔が好きかと 訊かれたらきっと嫌いだと 答えるに決まってるけれど これでも昔の私の 顔よりは少しばかり


投稿者: Majestic02
プチリリ再生回数:26





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