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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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大阪砂漠

アーティスト:VANQULLWAR'S  アルバム:大阪砂漠  作詞:目下奴 言水  作曲:目下奴 言水  発売年:2023 

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大阪駅前ビルかつての賑わいはなく 無人販売機の薄明かり探し うろつくB2あたり どいつもこいつも笑っちゃいない 非常階段に腰かけ ただ一点を見つめる 映像を映すだけのこの両目 猫とルンペンが赤い箱を取り合っている じじいが勝った だが喜んじゃいない どうやらもう中身は無かったようだ 踊り場の落書きが増えている 開き直った女の様な字で 今じゃ珍しい水性マジックで 大阪砂漠と書かれていた 今日もより良い環境を求めて 人々が降り立つここ大阪STATION 地上から地下へ理想から現実へ 「なりたい何かにはなれそうか?」と 数十年前に聞いた女が 「美しい私だけを全部アイツにあげたのに」と おパンティ全開で泣き崩れている 地下から地上へ逃げろデスペラード ならず者なんかにならぬように 帰ってくるなという思いから 片道分切符を買ってやった 出発は2時間後0時15分発 ここじゃないどこか行きに乗った 女の横顔は 春日八郎に似ていた 煙の中に身を隠し続け 虚構になりさがっている 定点観察を繰り返す生活の末に得た この嗅覚のせいにしている 惰性的無衝動にけじめをつけたいが 乾ききったこの街は 目尻に口をつけて俺達の涙をのんでいる お初天神の夕方 抱き合うアベックの亡霊


投稿者: NexTone DMKTG
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