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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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私小説

アーティスト:Tele  アルバム:NEW BORN GHOST  作詞:谷口 喜多朗  作曲:谷口 喜多朗  発売年:2023-05-10 

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君の悲しみを知らない、それすら喜びの朝も知らな い。 風が吹き、君は発つ、退屈な日々の折へと。 誰かが君のこと憎む朝、 残念ながら君はよく目覚め。 歳を経て女優へ化けていく友を思い出して泣いてい る。 湯気が上ってく七時過ぎ、 暗転する視界にもう慣れて。 星を見上げてるニシンのよう、君は今日に生きてる。 小っ恥ずかしくて言えない程、 夢の中で笑っていた。 海抜の低いこの町で君は海を許せない。 珊瑚礁にばっかり愛注ぐ。 端的に言えば馬鹿げてる。 窓に線を引く東京タワーは恋を知らぬまま。 誰かの視線が気になって、 ボタンの一番上閉める。 爪先を踏んだアイツの着ているスーツを忘れるな。 「あなたによく似た人を私、この町で今も探してる の。」 陳腐なセリフが吐けたもんだ。 ほら、緞帳が上がるよ。


投稿者: PetitLyrics
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