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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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けだもの

アーティスト:霄, 音楽的同位体 裏命  アルバム:けだもの 

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「兩義性ヲ宿ス壹ツノ事象 /凡ソ參佰瓦ノ愛憎 渦卷キ疼イタ眼差・對象 /不慥カナシアハセ」 四の五の云はずに其の對處を。 凛と過ごせばこそ觀へゆく物。 どふかして受くる樣努めば、 御の字だと想つてゐたよ。 搔き負ひ難く思ひ絕ゆる罪; 矯み難き敢へぬ感情の罰。 容易く毀されて來た曉、 燻る馨は混凝土。 必死に現狀を繕ひませう。 惑ふのはまう辭めに致しませう。 變はらぬ事實を追ひ續けるのは、 無論、無謀です。 しとゞに泣いた。構はず努めた。 報われなかつた。獸はどつちだ? 莫迦だよな。愛してゐるんだ。 己を壞して仕舞ふ程。 ひと度でも今だけは、 御前の俺だらう? 然て叉、俺の御前だらう? 龍の鬚を撫で虎の尾つぽを踏む; 虎の尾つぽを踏み薄ら氷を涉る。 然れども甘んじて受け容れるよ。 ・・一寸、痛いけど。 彼の日掛けて吳れた愛の言葉は、 全部虛だとでも云ふのだらうか? 然れども俺は信じて居られるよ。 ・・俺は愛してゐる。 只〻慥かめて疾く〳〵と 腐るは見慣れた事實でせう? 斯くて割いて嘔いて泣くは 宛ら砂の樣な意識でせう? 貪り、瞋り、醉ひ癡れた俺が 獸とでも云ふのかい? ぢや一體誰だい? こんな獸にしたのはさ。 御前樣、アンタの所爲だ。


投稿者: Spotify User
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