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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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夏の畔

アーティスト:うずら  アルバム:夏の畔  作詞:うずら  作曲:うずら  発売年:2023 

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空の藍に雲を一つ落としても 水平線にたどり着けなくて 君に会いに行く度 飲み込んでゆく 波に似ていた 形も名前も知らないもの 乾いた路面に差した斜陽 潮騒の鳴いた路地裏を抜け 誰もいない漁港に座礁した 僕らがいた世界は黙り込んで 振り向いた先に 君の影が見えた 気がしたんだ その瞳に映し出した 君の引力が手を引いて 裸足で波を待った 呼吸さえも忘れてしまって 遠く揺らいでいた陽炎を ガラス玉に透かして 掴んだ柔い結び目が 解けないように さざめいた水面に 映る影法師 漸近線の向こう側にいて 遠い町へと連れ出したあの日も


投稿者: NexTone DMKTG
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