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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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薄氷

アーティスト:星を撫でる  アルバム:薄氷  作詞:なた  作曲:星峰 

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薄暗い部屋にしぼった陽光 並んだどうしようもないふたつ 5時のチャイム 撫でた指先 海の匂い もらった優しさの分だけ 生まれた苦しさ ずるくても汚れてても それでも離さなかった 離せなかった 人生にリセットボタンがあったなら どうだろう ぜんぶくしゃくしゃに丸めて 新しいページ まっさらな世界になっても おんなじ光に出会いたい 輪郭がぼやけるくらいに 眩しかった 呼吸だけで 瞬きだけで 不意に苦しくなる こんなにこんなに ただ生きていくことがこんなにも辛くて だけど間違えることをやめられない 泥だらけになった世界で 色を落としてくれた 吐く息の白さでも熱 世界からはぐれたままでふたつ 激しく揺らしたら 割れてしまった氷 忘れたように笑っても 正しさも知っているから 互いに傷を舐め合った 貪るように触れた 皮膚の温度 心に穴が空いてたから 落ちていく くしゃくしゃに丸めても また広げて 大事に大事に抱えて 痛みごと抱きしめた 言葉に直せないふたつが 消えないように 世界から逃げて 言葉で確かめて


投稿者: narasu
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