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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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或る旋律の伝承

アーティスト:知声  アルバム:或る旋律の伝承  作詞:little ore  作曲:little ore  発売年:2024 

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遥か昔 名も知れぬ人が 人知れず歌を口ずさみ その声は空気を震わせながら 何処ともなく流れ去っ た 空を伝い 流れゆく歌は 旅人の元に流れ着き 明日への勇気を失いかけた 倦んだ心に光灯した 心動かされた旅人は 行く先々でその歌を伝え 伝わるごとに少しずつ形変えながら 歌は限りなく広 がる 聳え立つ山を 荒れ狂う海を 越えていくうちに はじまりの歌の元の形が 崩れ去ったとしても 込められた思いは褪せることなく 伝わり続ける 日々は廻り 名も知れぬ歌は 名も知れぬままに受け 継がれ 足下の雑事にくたびれ果てた 民の心に光灯した 歌い続けられた旋律は その時々に彩りを添えて 彩るごとに新しい違う表情が 歌に吹き込まれ加わる 光差す昼を 闇深い夜を 越えていくうちに
 投稿者のコメント
人から人へ伝わり、海を越え山を越え、伝承となった名もなき旋律は、空気に運ばれいつまでも流れ続ける。たとえそれを聞く者がもうどこにもいないとしても。


投稿者: TuneCore Japan
プチリリ再生回数:0





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