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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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裏切りの人生

アーティスト:劇団四季  アルバム:ミュージカル『ゴースト&レディ』オリジナル・サウンドトラック  作詞:高橋 知伽江  作曲:富貴 晴美  発売年:2024 

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裏切りに始まり 裏切りで終わる それが俺の人生だ それが俺の宿命なのさ 最初の裏切りは 生みの母親から 捨てられていたのさ 雨の降る夕暮れ [ドルーリー・レーン劇場の 前にな。] 親が誰か 手がかりもなく 十五までいた 孤児院に 腹すかせ 殴られ おびえていた [「院長先生、 朝から何にも食べてないんだ。 ひもじいよ!」] [「ジャック、 おまえみたいなヤツに 飯はやらん!」] [ジャック?] [拾われたとき着てた産着に 書いてあったそうだ。 親からもらった唯一のものさ。] 次の裏切りは 主の息子から [田舎の地主に引き取られて、 朝から晩までこき使われた。 水汲み、馬の世話、掃除。 さらに雑用以外の 「役目」を与えられた。 主の息子の剣の相手。 俺はうっかり殺しちまっても かまわない練習相手だった。] [「さすがです、若様。」] [初めて握った剣は、 不思議と手になじんだ。 俺はまじめに働いて 主に信頼された。 でも……] ある夜 親子喧嘩を聞いた [「ジャックを養子に? お父さん、正気ですか。」] [「ジャックを見習え。 おまえは女と遊び歩いて ばかりじゃないか。」] [その翌日の夜。] [「若様、お呼びですか。」 「若様!?」] [「親父に取り入りやがって。 財産を狙ってるのか、 ジャック!」] [「とんでもない!」] [「ドブネズミのくせに。」] [「何すんですか? やめてください! あ!」] 大変だ どうしよう 逃げるんだ 今すぐ どこにも行くあてはない 気づけば目指してた あの劇場を [ドルーリー・レーン劇場。 俺が捨てられてた場所。 めかしこんだ連中にまぎれて しのびこんだ。] [「こんなきれいなとこ、 生まれて初めてだ。」] [「おお、ロミオ、ロミオ! なぜあなたはロミオなの?」] 華やかな舞台の彼女 一目で惚れこんで 通い詰めた 毎日 劇場へと [そのためには稼ぐ必要があった。 だから――] 決闘の代理人 俺は始めた 剣の腕なら負けない 金になった 笑えるほど [決闘士としての評判は上々だった。 酒と女の味を覚えた頃……。] [「シャーロット!」] [「あら、 いい男連れてるじゃないの。」] [「ねえ、ジンの飲み比べしよ。 負けたら勝った方の 言いなりになるの。」] [「いいとも!面白れえ。」]


投稿者: TuneCore Japan
プチリリ再生回数:35





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