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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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終わりの先の音節

アーティスト:少女病  アルバム:偽典セクサリス  作詞:少女病  作曲:ピクセルビー 

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『この世の果てで詠われる、 あらかじめ失われた魂の連なり。 それは玲瓏な森に住まう、 心優しい預言者の記憶』 「嗚呼……白い揺り籠は 新月の下眠るのに。 きっと、新たな生を祝福して 揺らされることはないのだ」 いつもならばノイズ混じりの 曖昧な言葉だけ その日だけは不思議とクリア。 鮮烈なメッセージ 緋色の目の預言者たる 少女が視たものは この世界の終焉を象ったイメージ 静かな森の中で慎ましく 幸せに過ごしていた 突然授けられた言葉は 酷薄な音節(Syllable)となり…… 「時のはじまりから、 終わりの先をいく者よ。 わたしには明確に視えてしまった。 緩やかな世界の破滅が」 空がやがて落ちるだろう。 「ねぇ、あの鳥って平和の象徴 だって言われてるんだよね? 見て、落ちてく。 落ちていくよ……?」 琥珀色の柵を越えていく清廉な少女 穢れのない白を脱ぎ捨て、 想い人に寄り添う 聖痕(Stigma)に手をあてて、 もういいのだと笑った 散逸する自己欺瞞、 畏れるは音節(Syllable) 不確かに降り注ぐ安らぎに 幾度(いくたび)も身を任せた 終わりをただ受け入れるには 一人では耐えきれないと…… 「理想郷(Eden)の園から、 終わりの先を知る者よ。 遺棄される世界に残された生に、 願わくば甘い果実を」


投稿者: M.T.L.
プチリリ再生回数:79





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