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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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虚空に消えるFairy tale

アーティスト:少女病  アルバム:慟哭ルクセイン  作詞:少女病  作曲:RD-SOUNDS  発売年:2009 

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眠れぬ夜 空には星 瞬いては消えゆく光の粒 見失った物語を、 叶うならば取り戻して──── 「壊れかけた夜空。 そこに意味などなく……」 人語を識り 人間のような 感覚を持って育った 黒狼[Fenrisulfr] 凶悪な その容貌に 似合わず優しい名もなき子供狼 寂しがりで泣き虫。 でもそんな弱さは同種の仲間を皆 遠ざけて 不気味がられ ついには 群れから締め出された 群れにいても ただ闇を畏れて震えてたのに これからはもう、一匹 幾つの願いの果てに 流星は流れ堕ちてゆくのだろう 崇高な夜を抉って 届かぬ世界に消えて それは幾つも枯れ果てるまで 求め続けていた 未来(ゆめ)の欠片 忘れない──── 孤独は心さえ奪っていくことを いつものように森を離れ 村から程近い川の片隅に 水を求め彷徨いゆく 人影に気付くことなく 声も出せず座り込んでしまう 哀れな人間の少年 その彼も 一人 かつて出会った人々のように 顔を歪め逃げてゆくのだろう この牙を 漆黒の体躯を恐れ 死の可能性に触れて


投稿者: M.T.L.
プチリリ再生回数:55





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