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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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一縷の呪い

アーティスト:96猫  作詞:囚人P  作曲:囚人P 

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数千年前のあの日僕たちは 長い長い旅を誓った 訪れるかわからない世を目指し これは呪いじゃなく――願い 明日には僕ら二人は夫婦となって 二つの国はひとつになるだろう さだめの愛だとしても僕の心は 君に永久を誓った ああ、愛おしい 将来を一生懸命に語る君が この時間がずっと 続くはずだったのに… 数千年前のあの日僕たちは 二度と離れないと契った 果たされるか分からない世の契り これは別れじゃなく 出会い 明日には僕ら二人は敵となって 二つの国は殺しあうだろう 不浄の愛だとしても僕の心は 君を永久と誓った もしも会えぬのなら 苦しくて胸が張り裂けそうになる 君がいれば何もいらない はずだったから 数千年先にそれが過ちだと 気付かされる事だと知ったとしても 君一人が逃げたいと望むなら 僕は君と共に行こう… 部屋を抜けて堀を超えた 走る走る君と共に 「どこか遠い見知らぬ場所へ」 嘆く君の目に篭る群青 村を抜けて山を超えた 咽る息に挫ける足 これ以上は進めない 二人歩む道はないのでしょうか 「そんな急いで何処へ行く?」 (と、通りすがりの猫は喋った) 「ああ、 なんて哀れな二人にゃんだろう 急いでるじゃ急いでるにゃ 死に急いでも生き急いでも 進む道は結局三途 急がば回れとも知らずに。 だがわかるにゃ。 もう何も――虚しいんだろ? 戦争を始めてしまった互いの母国、 契れぬ夫婦、自主勘当、逃避行。 安心しにゃ。そんな哀れに遭われ 人畜無害の二人を放おっておくほど 俺は猫ができてないわけじゃない。 お前らが一生離れない取って置きの 契りを教えてやるにゃ」 「こ、これは…」


投稿者: minami
プチリリ再生回数:1099





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