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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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いくじなし

アーティスト:筋肉少女帯  アルバム:SISTER STRAWBERRY  作詞:大槻ケンヂ  作曲:筋肉少女帯、斎藤清二  発売年:1988  品番:80322-20

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<♪> フェティシストの兄はいくじなし フェティシストの兄はいくじなし それでもボクの姉さんと 恋に落ちました フェティシストの姉はかわいくて フェティシストの姉はかわいくて それでも根性なし男と 恋に落ちました ぼくの姉さんは美しかったが 若くして死んだ 姉は美しかったが いかれていた フェティシストだった 空模様の機嫌の悪い日には 夕暮れまで近所を うろつきまわった 葬式の夜 姉さんの恋人と 称する男がやって来て ボクに言った 「ケンジ君 これからはぼくを 兄さんだと思ってくれ」 その夜 兄さんは ぼくの手を握ってこう言った 「君の姉さんとは 理解し合っていたよ」 やがて彼は感極まったのか ポロポロと 涙を流し始めた ぼくの手を握りながら 涙を流し始めた その手は妙に暖かく ぼくはちょっと いやだなァと思っていた <♪> それからしばらくして 兄さんは ぼくの家に遊びに来るようになった 遊びに来るというのは言い訳で ぼくに金をせびりに来るのであった 「ケンジ君 ちょっと都合してくれないか 悪い友人に ひっかかってしまってねェ」 などと言いつつ その日も ぼくの手から 金を受け取り 兄さんは テレた笑いを浮かべていたが ふいに真顔になって ぼくに言った 「ケンジ君 二人で旅に出よう どこか遠い旅に出よう 見たこともない国の風に吹かれたら 姉さんの事なんか すぐに忘れられるだろう」 のんびり暮らそう あまり金には ならないかも知れないけれど まっとうに生きるということは そーいうことなんだなァ 結局 二人でアンテナを 売りながら旅を始めた テレビもないような村でも 嬉しそうに買ってくれて 「ありがたい」とまで言ってくれた ボクも何だか 気分がよかった


投稿者: ponsuke
プチリリ再生回数:669





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